このセクションでは、MYIROtoolsの基本概念とさまざまなツールについて説明します。
MYIROtoolsはカラ ーマネジメントソフトウェアです。
チャートの測定、ICCプロファイルの作成、印刷品質の管理などの機能が含まれています。
メインウィンドウの「コマンド」タブは、「ツール」と「ワークフロー」という2つのセクションに分かれています。
ここから、カラ ーマネジメントに関するすべてのタスクを開始できます。
「ツール」セクションは、経験豊富なユーザーが手動で特定のタスクを実行する場合に使用します。
「ワークフロー」セクションでは、日々のカラ ーマネジメントのタスクを簡略化できます。
ワークフローのウィザードに従って、プロセス全体を実行できます。
G7 Calibration
このワークフローでは、G7キャリブレーションを作成します。
このワークフローでは、プロセス中にチャートタイプを選択できます
QC
QCはフォルダーです。プリントの品質管理のためのワークフローが含まれており、 標準の品質管理ウェッジと、世界各地の最も重要な基準印刷条件を使用するよう構成されています。
チャート測定
このワークフローでは、チャートを測定し、そのデータをCGATSファイルとして保存します。
ワークフローの間に、測定するチャートのタイプと最終データに使用するM条件を選択できます。
プロファイル作成 CMYK
このワークフローでは、チャートを印刷・測定し、CMYK出力プロファイルを計算します。
ワークフローの間に、チャートのタイプ・プリントサイズ・プロファイル設定を選択できます
プロファイル作成 RGB
このワークフローでは、チャートを印刷・測定し、RGB出力プロファイルを計算します。
ワークフローの間に、チャートのタイプ・プリントサイズ・プロファイル設定を選択できます。
このワークフローは、数種類のICCプロファイルを作成するために使用されます。
- プリンタープロファイル
- RGB
- CMYK
- Multicolor
- DeviceLink Profiles
- RGB - CMYK
- CMYK - CMYK
- RGB - Multicolor
- CMYK - Multicolor
- Multicolor - Multicolor
- DeviceLink Concatenation
- 2つのデバイスリンクプロファイルを1つにまとめる
メインウィンドウの「データ」タブは、作業フォルダーの内容を反映しています。
ファイルをダブルクリックすると、MYIROtools内の対応するツールを使用してファイルを開きます。
MYIROtoolsメインウィンドウの「システム」タブは、管理タスクとプリセットに使用します。
- ソフトウェアの言語を変更する。
- 作業フォルダーのパスを管理・変更する(「データパス」)。
- 印刷ファイルを保存するための標準場所を設定する(「ファイル保存」)。
- ライセンスをチェックし、有効化/更新する。
OS | Windows 10 Pro 64bit Windows 11 Pro 64bit macOS 10.13 – 10.15, 11, 12 コンピュータのシステム構成については、上記OSが推奨する構成または、下記の仕様のいずれか高い方が必要条件になります。 |
CPU | Intel® or AMDプロセッサー(64bit)、 2 GHz 以上 Apple ARM |
メモリ | 4GB以上、 8GBを推奨 |
ハードディスク | 8GB以上の空容量を推奨 |
ディスプレイ | 1024×768ピクセル以上、1366 x768ピクセル以上を推奨 |
インターフェース | USB 2.0 (Hi-speed)*1 イーサネット (100BaseTx)*2 無線LAN*3 |
* 1 MYIRO-1、FD-7、FD-5BT、MYIRO-9/FD-9で使用可能です。 MYIRO-9/FD-9をOS X 10.11とUSB接続で使用している場合に、通信エラーが発生することがあります。 このような場合は、イーサネット経由での接続をお勧めします。
*2 MYIRO-9/FD-9で使用可能です。
*3 MYIRO-1で使用可能です。
basICColor display6を利用可能なシステム環境は上記と異なる場合があります。